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TOKIO城島さん、福島県産野菜をPR

2013年6月1日土曜日

朝のニュース番組でやってたので、記事を探してみました。
 県産野菜「みずみずしい」TOKIO城島さん、都内でPR
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130601-OYT8T00056.htm

 このニュースを見たり聞いたりした人、どう思いましたか?
 私は正直、「えっ? ええっ? なんでなんで? なにしてんの? え、なにやってんの?」と軽くパニクりました。

 福島から300km離れた地点で収穫された野菜からも、放射線は検出されているのです。なのに、福島産の野菜が安全だと、大々的にPRするのはおかしいでしょう。
こういうことを書くと、それこそ風評被害だと言われそうですが、そういうつもりではないのです。

 風評被害があろうと、逆にPRしようと、結局行き着くところは、『買うも買わぬも消費者の自由』であり、そしてそこで行き止まりです。それ以上の議論は意味がありません。
本来なら、福島産の野菜がどのくらい放射線に汚染されているのか、その真実を公表し、消費者にとっての判断材料になれれば一番良いのですが、放射線量の基準値をファジーに引き上げ、無理やり『安全です』と言い張る政府を信用することはできません。

 私は、『東北産の野菜を購入して東北を応援しよう!』というキャンペーンが、根本的に間違っていると感じているのです。
なぜ、東北を応援するために野菜を購入するのでしょう? 野菜を購入することで助かるのは誰ですか? まさか、農家の方だけが被災したわけではないのですよ。
 
 本当に東北を応援したいのなら、お金を送ってあげましょう。物資を送ってあげましょう。それが最もストレートで、最も効果のある“応援”でしょう。

 放射線物質の種類によっては、数万年単位で残存するものもあるわけですから、日本全国が、未来永劫にわたって福島県を支援し続ける覚悟をするべきなのです。

 スーパーで買い物をするとき、福島周辺地域の野菜を「まあいっか」と買い物カゴに入れることがあります。危機感が麻痺していると自覚してます。
そんな私も含め、今の日本は異常です。
なぜ汚染物質を全国に広げようとしているのか、まっっっったく理解できません。

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